well…

•2008年 8月14日 (木) • 7件のコメント

5月のブログ開始から取りあえず二ヶ月ほぼおなじペースで更新して来た訳だが、7月のMLB All Star Weekからしばらく夏休みを頂いて少し距離をおいてみた。どうせやるなら日記のようなブログにはしたくないという気持ちも変わらず持っているので、またネタ集めをして書き始めたいと思う。

そろそろ布団から出なければ…
 
 

 

– over –

daria

•2008年 7月10日 (木) • 12件のコメント

今回は我が家の住人の1人、現在15歳のメスのパピヨンのダリアさんの登場。x7で人間の年齢と言われるぐらいだからまともに計算すると105歳である。さすがに最近は耳も遠くなり目も悪くなり、寝ている時間が長くなったが未だにセントラルパークに連れて行けば走り回っている。マンハッタンのセントラルパークにはドッグランがない代わりに夜9時から朝9時までは犬を放してよいことになっている。土日の早朝など、こんなに犬というのは種類がいるものかというぐらいの犬の品評会場と化しているので犬好きの方は是非土日の早朝散歩をお薦めする。文字はこれぐらいにして写真を中心に行こう。
   
 

10年ぐらい前のまだ若かりしころのダリアさん。この頃はアイシャドーをしていた。
 
 

水泳練習中。
 
  

私の最も尊敬するアインシュタインの真似をするダリアさん。
 
  

午後の日差しの中で宇宙マイクロ波背景放射に想いを巡らすダリアさん。
 
 

バリオンの非対称性に考察を加えるダリアさん。
  
 

パスポート申請用のポートレート撮影。
  
 

 いつまでもこうして走り回って元気でいて欲しい。
  
 

出番はまだまだ先のマメと一緒に。
  

  

 
– over –
  
次回は美味しいものネタ。

yumiko orishige : the muse of claviola

•2008年 7月07日 (月) • 4件のコメント

2008年初旬まだ寒い頃NYで折重由美子さんのレコーディングに参加する機会があった。広島をフランチャイズに活躍しているピアニスト、キーボーディスト&作曲家の方だ。まあご活躍中のピアニスト、キーボーディスト&作曲家の方々は世界にゴマンといるが、クラビオーラ (Claviola) という大変希少な楽器の名手であるという点で彼女は世界的にも珍しいアーティストであることは間違いない。
 
このクラビオーラという楽器、まず殆どの方が見た事も聞いた事も、そして聴いた事もないと思う。ドイツの大手楽器メーカー Hohner が90年代にたった数ヶ月生産してそれっきりになった殆ど幻の楽器で日本にも数台しかないと言われている。Hohner といえば実はハーモニカのトップブランドでその他にもクラビネットなど斬新な楽器を数々開発してきた老舗だがクラビオーラだけはどうも失敗だったようだ。サイズは小振りのアコーディオンぐらいで同様に手で抱えるのだがアコーディオンのように伸びた縮んだりはせず、ピアニカにある様なチューブを通して息を吹き入れてピアノ鍵盤を演奏する。
 
その肝心のサウンドだが、一言で言えば「間抜け」。かつてここまで間抜けな音を出す楽器があっただろうかと5分ぐらい西洋音楽の歴史を振り返ってしまうほどの間抜けサウンドである。専門的に言えば波形の倍音構成が単純で演奏者が未熟な場合サウンドの変化が乏しく、その割には楽器構造が複雑な為にアタック感のない緩いエンベロープのなんとも間接的な音がするのである。
 
ところがところが… 単なるピアニカやアコーディオンの変種としてではなく1つの立派な楽器としてクラビオーラに接してくれる名手に出会うと、なんとも優しくてちょっとだけ甘い、心地よいメロディを奏で始めるのである。今流行りの「癒し系」などと言う言葉でまとめてしまうには失礼な上に勿体ない、心に沁み入るトーンだ。これこそがまさに由美子さんの「声」である。
 
そして彼女の最新CD「Perpetual Dream」が遂にリリースされることになった。詳しくは折重由美子公式HPをご覧になって頂きたい。そしてCDだけでなく是非是非ライブでクラビオーラのサウンドを体験して頂きたいと思う。私がアレンジを担当した曲はCDのタイトル曲にもなっている Perpetual Dream という曲だ。作業はコードもなにも指定されていないメロディのみの楽譜を日本からファックスしてもらってそこにシンセサイザーで周囲に重ねて行く方法で作られた。一曲を通してクラビオーラ、ピアノ、シンセサイザーのみで構成されている。あたかもメインの題材の周りに油絵で背景を加えていくような作業だった。また今回は由美子さんの創るメロディと私のハーモニー感覚、彼女のクラビオーラのトーンと私のシンセサイザーのサウンドがものの見事にシンクロしたと感じている。
 
ピアノであれカスタネットであれバイオリンでリコーダーであれ、簡単にマスター出来る楽器なんて存在しない。私はどんな楽器にもその楽器一筋のスペシャリストがいて、その方の演奏を聴かない限りその楽器を語れないと思っている。クラビオーラに関して言えば彼女の演奏がまさにそれに当たるのである。
 
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次回は写真ネタ。

world maps

•2008年 7月03日 (木) • 4件のコメント

まずはこの地図を見ていただきたい。日本人なら小さい頃から慣れ親しんだ普通の世界地図であるが、世界の常識に照らし合わせるとかなり珍品なのをご存知だろうか。
 

 
なにしろ世界の中心が日本とオーストラリアでセンターステージが太平洋、そして小さなサイズの国の多いヨーロッパやアフリカ諸国は歪みの多い地図のサイドに追いやられている。この地図だけ見ているとなぜコロンブスが「インディアン」とか「西インド諸島」とか訳の判らん命名をしたのか、なぜ日本は世界的に「極東」と呼ばれているのか全く判らない。
では世間一般の世界地図はどんなものか。それが下の地図である。
 

 
グリニッジ子午線を中心に置いたヨーロッパとアフリカ中心の世界地図だ。これならヨーロッパを出て西へ西へと航路をとればいずれインドに到着すると信じていたコロンブスが間違ってアメリカ大陸に上陸して先住民族をインド人呼ばわりしたのも、日本が極めて東にあり文明の終着駅と言われるのも判る気がする。まあ中世から近代に於いてヨーロッパが政治や宗教、経済の中心だったことを考えれば仕方のない事かもしれないし、大西洋か太平洋で区切るしか方法のない天体に住んでいる以上あまりチョイスもない。またジコチューの権化のようなアメリカもさすがにアメリカ大陸を地図の中心に持って来るようなことはしない。ウワサでは一部の共産系南米諸国ではアメリカ大陸中心の地図を使っているらしいくアメリカの地図専門店でも手に入らない事はないのだが一般的ではない。資料があまり無くて恐縮だが一応こんな感じになる。
 

 
いくらなんでもユーラシア大陸真っ二つはマズいと思われるがいかがであろう。
 
私がボストンで初めてアパートを借りたときあまりに真っ白で味気ない部屋だったのでインテリアのつもりで大きな地図を貼ったことがあった。その時に選んだ物が角度と最短距離が正しくなる平射方位図法と呼ばれる地図だった。
 

 
この地図を眺めているアメリカ・ロシア間にミサイルが飛び交っても日本は流れ弾にすら当たらないことが判る。二国の喧嘩に巻き込まれて困るのはカナダ、ノルウェーではないか。道理でNATOに熱心に加盟しているはずだ。また大韓航空機がどこをどうやったらソビエトの領空侵犯をしてしまうのかも見えて来る。
 
では最後にこの地図を紹介しよう。
 

 
他の天体や架空の世界ではない。オーストラリアを中心にしてさらに南北をひっくり返した世界地図だ。かつてアポロ17号が地球全体の写真を送ってきたらそれがなんと南北逆さで物議を醸し出したという話を聞いた事があるが北が上でなければいけないという理由もない。古代イスラムの世界では南が上だったそうだ。もし近代に於ける市民革命や産業革命が南半球で行われていたら今頃こんな世界地図が常識になっていたかもしれない。
 
およそこの世の中、コレはこうでなければいけない!などと言うものはそうそうあるものではない。だから物事を多角的に見るのは手間がかかるようで結局は一番の近道だったりする。我々は地球という正面も上下もない球体にへばりつくように棲息している。我こそは正面、という気持ちを一回捨て去るためにも様々な地図を見て思いを巡らすのもいとをかしである。
 
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次回は音楽ネタ。

woof!

•2008年 6月30日 (月) • 7件のコメント

ある郵便局に一匹の犬が入って来て局員に尋ねた。
 
 
  「電報を打ちたいんですが…」
 
 
親切なその郵便局員は電報の申し込み用紙を犬に渡してあげた。
 
 
  「この用紙に送り主と文面を書いて三番窓口までお持ち下さい」
 
  
しばらくすると犬が用紙を持って三番窓口に現れた。
  
 
局員が犬から用紙を受け取り観てみると、そこにはこんなメッセージが書かれていた。
 
 
  「ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン!」
 
 
そこで局員は犬にこう告げた。
 
 
  「お客様、用紙にはワンが9つしかありません。

   同じ料金でワンがもう1つ送れますが、いかがですか?」
 
 
すると犬は困った顔をして
 
 
  「それじゃ意味が通じないんだよ…」

 

 

 

 

 
 
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次回は地理ネタ。

back forty : burger

•2008年 6月26日 (木) • 5件のコメント

今回は lower eastside にある back forty というレストランのバーガーを紹介しよう。
まずはスペック紹介。

  back forty
  190 Ave.B, new york, ny 10009(btw 12&13th st.)
  212.388.1990
  月ー木 6pm-11pm 金、土 6pm-midnight
  日 12pm-3:30pm、6pm-10pm
 
 
2008年版の timeout new york で第四位にランキングされたバーガーがあるということでまだ寒い冬の頃に一度、そしてつい最近もう一度訪れてみた。レストランの雰囲気はダウンタウンによくあるアパートを小綺麗に改装した感じで入り口から離れた奥まった席はまるでお呼ばれで人様の家にディナーをしに行ったかの様である。入って左手にはフルコースのバーもある。ちょっと前の lower eastside やアヴェニューBがどんな所だったかご存知の方にはあまりの平和な雰囲気にちょっと驚くかもしれない。あっという間にあの界隈もメローなご近所さんになったもんだと感心してしまった。
 
さてこのレストラン、soho の prince st. にある savoy というオーガニック系でシンプルで飾り気のないディッシュを出すタヴァーンと同じオーナーだ。この両店に共通するのが料理の素材を出来る限りオーガニックでローカルな農家から仕入れる、という点でそれはこの back forty という名前にも反映されている。back forty とは元来は農家の裏に広がった40エイカーの未開拓の土地を指すらしく、レストランの裏庭=地元農家の素材を使ってます、というオーナーのコンセプトの表れだとマネージャーさんが席を待つ間に教えてくれた。
 

さて目的のバーガーだが、ここのバーガーの売りは grass fed beef つまり放牧して牧草を餌に育てたビーフを使っているという点だ。牛の育成方法には大きく分けて牧草を餌にする grass fed と小屋でコーンなどを与えて育てる grain fed があり、よりストレスの少ない環境で成長ホルモンや抗生物質とは無縁に育った牛の肉が grass fed beef である。
バーガーのサイズは適度であまり脂っこくはない。このパティを amy’s bread のセサミバンで挟んで出て来るシンプルなバーガーだ。セサミバンは個人的趣味にはちょっと合ないのだが他の人にはなかなか評判がよろしい。焼き方はどちらかと言うと焼き過ぎで出て来るのでミディアムレアで丁度よいだろう。レタス、トマト、ホームメイドピクルスがついて来る。別オーダーになるのがちょっと残念だがローズマリーを絡めてホームメイドケチャップと一緒に出て来るフレンチフライは是非一緒にバーガーと食べていただきたい。
 
その他のお薦めは green wheat という名前のタボーリ、それに隣のテーブルの客が食べて居た blue  crab roll というカニのサンドウィッチも美味しそうだった。逆に残念だったのがデザートメニューでこれと言ってみるべきものがない。これはデザートがないとディナーが終了しない私にはかなり厳しいものがある。食後のコーヒーはまあまあ。特に美味しい豆ではなさそうだ。
 
いくつか注意点がある。まず大人数のパーティー以外の予約を受け付けていないので週末ディナーはかなりの混雑する。お酒を飲む方はバーで時間を過ごす方法もある。そのレストラン左手のバーがこれまた結構な騒ぎなので左側に席をアサインされるとちょっとうるさいかもしれない。二回目に行ったのが金曜8pmだったので40分近く待たされた挙げ句オーダーが出て来るのにもかなりの時間を要した。早めに行くなどのちょっとした工夫がいるかもしれない。
 
ともあれ飾らない雰囲気と grass fed beef という他ではあまりお目にかからないバーガーとローズマリーのフライ、一度は食べに行っても損はないと思う。総合評価:70点
 
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次回は軽ネタ。

dog food

•2008年 6月23日 (月) • 6件のコメント

我が家には二匹の愛犬がいる。本人達からブログに登場させろと圧力をかけられているのでそのうちご登場頂くがまずは彼らの食生活について書こう。「次回は美味しいものネタ」との予告を出しておいて今回のお題が「 dog food 」とはとんだブラッシュボールである。
 
まずドッグフードなるもの、実際に食べてみた事があるだろうか?実は私は自分で食べた事のないものを我が家の犬達に食べさせた事がない。ドライフードであれ缶であれおやつであれ取りあえずは買って最初に食べてみる。それを繰り返していくと段々これは気に入るなとか、これは食べないだろうとか更にはこれは塩分強すぎだろう、など犬の嗜好が見えて来るのである。一度だけブルーベリー入りのクッキーで犬にあげるにはもったいないほど美味しいものもあったが…
 
さて自分で試食するようになるとやはり気になるのは内容物だ。人間としてさすがに妙なものは食べたくない。まあそれがきっかけでドッグフードのラベルを一文字一句欠かさず読むようになったのだが、ここアメリカではペットフードの成分分布と内容物を多い順に記することが義務づけられている。そこで私はとんでもないものを次々と発見したのだ。
 
まずは by-product なるもの。ビーフ、チキンなどと指定された by-product もあるし単に meat by-product や grain by-product 等もある。このby-product とは要は人間様が消費しない捨てる部位の事である。牛の耳とか鶏のトサカ、家畜の臓物などだ。更に驚くべきは meat by-product で、なんとこれは病気で死んだ家畜、不要になった養鶏所の鶏、行き倒れの野生の動物、さらには処分されたペット類などのことだ。そしてgrain by-product は人間が油を絞ったりバイオ燃料を作ったりした後に残ったコーンのカスや何年も放置されて消費しようのない米などである。その他にもmeat and bone meal、日本語で言う「肉骨粉」も含まれている。これら残飯以下のゴミのような内容物をミンチにして強力な酸化防止剤と防腐剤(ドライタイプのドッグフードの使用期限は一年以上だ)、フレーバー、必要以上の味付け、色などを加えたのが普通に売っている大手ブランドのペットフードの中身だったのである。日本でもコマーシャルを流している某有名ブランドも内容物記述のトップが meat by-product だ。捨てるべきものを商品にしていたのである。これは儲かる商売だと妙に感心してしまった。
 
そこで自らの不明を恥じると共に飼い主も安心して試食できるドッグフードはないものかとドッグフード探求の旅が始まった。犬はそもそもは雑食だが自分で耕作して穀物を収穫していた訳ではないからコーンや麦などは犬にとって非常に消化が悪い。そこで芋や葉っぱ系のもので植物性の炭水化物を摂取できるようなものを探した。更に上質なタンパク質をこれまた上質の肉より取り入れるようにして、さらには出来る限りオーガニックなもので探してみた。ペットフード業界も中国産原材料でここ数年酷い目に合っているので原材料の産出国にもこだわってみた。もちろん防腐剤などの不必要な添加物のないのもポイントの1つである。そうして総合的にみて現在落ち着いているのが NaturaPet というブランドの EVO シリーズだ。決してこのドッグフードが全ての犬に対して最高だとかこれで満足だとか、そう言う事ではない。取りあえず安心して犬達に食べさせられるものに出会ったという認識である。
 
我が家の犬は15歳と13歳でかなりの高齢だが主治医には「理想的な体調」といわれるほど元気である。ペットは自分で食べるものを選べないのだからこれからもこの理想的な体調をキープ出来るようにドッグフード探求をして行きたいと思っている。
 
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次回こそ美味しいものネタ。